衝撃的な映画だった [田舎暮らし]

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1960年代の学園紛争の映画。近所の貧しい子供たちの遊び場になっている土地に、予備将校訓練隊のビルを建てようとしたことに端を発して、これに社会不安や政治腐敗が加わってストライキに発展していく。大学側はその解決に武装警官隊や州兵に出動を依頼し強制排除に。バリケードを破り屋内に突入。数百名の学生たちが集結し。学生たちは、波紋のような輪をつくり、怒りをころして歌を歌いながら抗議をつづる。しかし武装警官隊や州兵たちは、大義名分を盾に、催涙ガスを噴霧し、警棒を振り降ろし、殴り、蹴り、無抵抗の学生達に襲いかかる。血に染まり学生達の輪はたちまち寸断されてしまう。権力の暴力に次々に排除され、学生の反抗は圧倒的な武力の前に鎮圧されてしまう。

映画 「 いちご白書 」
1970年。カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。
監督:スチュアート・ハグマン

斬新なカメラワークと音楽との融合に背筋ゾクゾクな衝撃を受けた。
ブルース・デイヴィソンの銀縁メガネが欲しくなった(笑)。
キム・ダービーがとてもとても可愛かった。

映画が終わっても席から立ち上がれなかった。
何度映画館へ通って観たことか。

上と中の画像は日本初上映のときのパンフレットから。
下画像は、昔、高価だったレーザーディスクのジャケット裏。


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